AJ インコルバイア

出身地: 米国ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ち

現在の拠点: 米国マサチューセッツ州ボストン西部

学歴: ロチェスター工科大学でコンピューター・サイエンスの学士号、ジョージ・メイソン大学でコンピューター・サイエンスとソフトウェア工学の修士号。

シーメンスの在職期間: 2014年にメンター・グラフィックスに入社。業界での経験は30年を超える。

最先端技術: この業界で働くことの魅力の一つが、素晴らしいお客様との協業、つまり、お客様が製品を作り出す機会に参加できることです。EDAは絶え間なく変化し、常に最先端を走っている業界ですが、それもお客様が原動力なのです。この業界の一員であること、そしてイノベーションのサイクルに加わっていることに、私たち全員が誇りをもってしかるべきだと思います。

小さな巨人: 私のチームは、ソフトウェアの部署も、お客様と接する部署も、驚くほど才能豊かな人たちであふれています。電子基板システムのチームは比較的小さいグループですが、素晴らしい製品を生み出してきました。特定分野でナンバーワンの地位を占めているという事実こそが、このチームの開発者やそれ以外のメンバーの能力を何よりも物語っています。

開かれた文化: 私は買収によって歴史ある会社に加わることになったことで、独自の視点を持つようになりました。シーメンスという組織は非常に開かれた文化を持ち、透明性が高く、他部署の人との仕事がしやすい会社です。全員が、最高の技術を確立し、お客様の成功に寄与するという同じ目標を思い描いています。その精神はメンターでも持っていたものであり、統合先であるシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの文化とよく合致していました。

学んだこと: 挑戦をやめないこと。どの仕事にもアップダウンはあるが、自分の情熱を忘れることなく、追求することが大切です。小さな問題が起きても、進むべき道や目標から逸脱してはなりません。

コンピューター・オタク: ソフトウェア開発者として、コンピューターはその歴史からしてイノベーションの理想形です。コンピューター以前の時代に生まれていたら、私は一体何をしていたかわかりません。人工知能や機械学習がどこまで進化するのか、わくわくしています。今後5～10年間にどのような展開があるのか、ツール開発にどう役立つか、興味を持っています。